[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
私には「栗城 史多 (くりき のぶかず)」という好きな登山家がいます。 彼との出会いは2年前の深夜番組でした。 フリーター、ニート、学生時代と過ごした中でであった「登山」に魅せられた若者の奮闘記のような番組でした。 普段であれば、ありふれた1つのドキュメンタリー番組ということで記憶にも残らないのですが、「ヒマラヤ単独無酸素登頂」を本気で目指す彼の生き方や考え方、思うところと現実問題として挙げられる登山にかかる費用を工面するための東奔西走劇が脳裏に焼きついてしまった。 そして、彼とのテレビでの出会いは2度3度と繰り返され、観れば観るほど彼の魅力に惹かれるものを感じた。 つい先日(2月21日深夜)も、何気なくみていたNHKで彼と運命的な再会を果たした。 観たいと思ってみていないテレビで毎回のように彼を目撃するのには運命的なものさえ感じるものがあります。 私が彼に共感するのは、きっと彼が「ごく普通の人間」であるからだと思う。 特別な才能や身体能力を持ち合わせていることも感じず、ただただ「生きる」ために努力する姿勢には感心する。 一言一言が重く、そして現実とはかけ離れた世界で体験した人にしか分からない感情表現。 登山中にみせる極限の世界と限界を超えるべく、自分を鼓舞する姿。 時には挫折するものの、支えになってくれた人たちへの感謝の気持ち。 私たちの生活からは少しずつ失ってしまっているものを彼はいつも持ち合わせて生きている。 「明るく、元気に楽しんで、生きてるだけで最高です」という彼の言葉は心にグッとくるものがあります。 最近知った彼のHPで今までの登頂記録を映像として共有できます。 http://kurikiyama.jp/ 私は何回見てもいいものだと思います。そして、この映像を配信してくれている彼を尊敬しています。 現実逃避をしたい時や憂鬱な時には彼の奮闘をみて「生きること」を再認識してみてはいかがでしょうか?